●みなさん、こんにちは。ワタシとワタシ大先輩、佐村山権太郎さんの出会いを書く三回目。
大学生の村崎四季美さんに恋いをした三十五歳の佐村山権太郎さん。なんとか、ワタシのアドバイス通りにやって日常会話が出来る様になった。
しかし、ここまで来るのに既に二週間もかかっている、村崎四季美さんは大学生の短期バイトだ、もうのこり一ヶ月しか無い。
とにかく、この三十五歳の佐村山権太郎さんをなんとかしなければ。
幸い、佐村山権太郎さんは素直にワタシのアドバイスにしたがってくれた。ちなみにワタシもそのころバリバリの童貞だった。
もちろん、つきあった事も無い。今から考えるとアドバイス出来る様な立場ではなかった。
ワタシが考案した次のステップは休憩をかぶらせること。そうすれば嫌での一日に一回は村崎四季美さんと出会う。
そうなれば嫌でも会話するだろう。ワタシは村崎四季美さんが休憩に入る時間を見計らって大先輩、佐村山権太郎さんを無理やり休憩にいかせた。
しかし、会話がわからないというので雑誌、ホットドックの書いてあった内容をレクチャーした。
休憩で大先輩、佐村山権太郎さんが上手く会話できたかできなかったかは、その後のテンションですぐにわかった。
テンションが高ければ、どんな内容をはなしたか聞いてみた。しかし、ほとんど天気の話ばかりだった。それでも村崎四季美さんは聞いてくれたらしい。
しかし、ここまででさらに二週間が経過していた。これはまずい。
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●う村崎四季美さんがここでバイトする期間はのこり二週間半くらいしか残っていなかった。
これは、少し手荒な真似をしても、いちかばちかで村崎四季美さんの記憶に佐村山権太郎さんを焼き付けなければいけない。
肝心の佐村山権太郎さんは天気の話題しかできないから、必死になって天気の話題ばかり集めている。最近じゃ、天気図も読めるらしい。
ただ、恋いがしたいならそこじゃない。
ワタシは決断した。ワタシが悪役になって、そこに佐村山権太郎さんが正義の見方になって、助けに入る。
ドキドキしていると恋いと勘違いしてしまうらしい。吊り橋効果ってやつだ。とにかく時間が無い。
ワタシは綿密に計画をねり、下見をして台本をつくり佐村山権太郎さんにわたした。
佐村山権太郎さんはいとても感動してくれた。ここまでやってくれるなんてこれから親友と呼ぶといってくれた。
ワタシもいつしかごんさんを心から応援したくなったし、本気で上手くいって欲しいと思うようになっていた。
これから怒涛のクライマックスですが、それはまた次回のおはなし。
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